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今昔の歴史と文化 暮らしが織りなす、国内随一の近世港町「鞆の浦」

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鞆の魅力「再発見」フォトコンテスト2021受賞作品発表会を行いました!

2021.12.03

この度は,鞆の魅力「再発見」フォトコンテスト2021に,一般部門211点,SNS部門189点に上る,沢山のご応募をいただき,誠にありがとうございました。

先日,県庁にて,審査委員長を務めていただいた写真家の吉宗五十鈴さんと,マルチタレントの小林克也さん(リモートで参加),湯﨑知事が出席し,厳正な審査により選ばれた,一般部門5点(最優秀作品1点,優秀作品4点),SNS部門15点について,受賞作品発表会を行いました。

受賞された皆様,誠におめでとうございます!

吉宗審査委員長から,作品の発表と講評をいただいた後,小林さんと湯﨑知事を交えて,作品の感想を中心に懇談しました。

参加者の皆様の主なコメントをご紹介します。

講評を述べる吉宗審査委員長

リモートで発表会に参加する小林さん

作品への感想を述べる湯﨑知事

吉宗審査委員長:

応募作品はどれも素晴らしい作品ばかりで,鞆の魅力を伝えたい,知ってほしいという想いが伝わってきました。受賞作品を選定するのはとても難しかったです。

一般部門の入賞作品については,「この一瞬を撮影するために,恐らく何度も何度も鞆に足を運ばれているのだろうな」とか,「この場所から,この時間に,こんな写真が撮れるのではないかと,何度もチャレンジされたのだろうな」と思わせるような狙いすまされた作品や,撮影者の想いや温かい空気感が伝わってくる作品だったと思います。

小林克也さん:

写真や映画などの魅力は,一瞬のいい瞬間を捉えることで,見る人に景色や人の情けなど,写っていないものまで総合的に想像させてくれることです。撮る人によって,どの一瞬を切り取って,見る人に教えたいかは様々です。

今回の受賞作品だけが鞆の魅力の全てではないとは思います。また,写真を見る人も,自分の記憶の中の景色やいつも見ている景色と比べて,人によって異なる受け取り方・感じ方をするかと。

今回は,受賞作品だけを拝見しましたが,どれも,本当に高い撮影技術を持たれている方が撮影されていると感じました。けれども,恐らく,他の応募作品の中には,もっと気軽な,というか,くすっと笑ってしまうような,「偶然撮れちゃった」みたいな作品もあったのではないかと思いますので,受賞作品以外の写真も,是非公式サイトなどで紹介してほしいですね。

湯﨑知事:

見る人にいろんなことを想像させてくれる名作揃いだと思います。対潮楼や神社,港湾の景色など,違った切り口からそれぞれ鞆らしさを捉えています。

鞆には,こんな港があって,こんな海があって,町並みがあって,歴史もあって,ということを,写真を見て多くの人に知ってもらいたいです。そして,こんな魅力的な鞆に行ってみたい,と思ってもらえると嬉しいです。

今回ご応募いただいた写真は,公式サイトのフォトスポットナビに随時追加をし,皆様にご紹介させていただきます。

審査委員長 吉宗五十鈴

写真家,広島県世羅町在住。

三重県出身。夫の営む世羅高原農場で 10年間にわたって農業や広報に携わる。地域の魅力を伝える「世羅高原カメラ女子旅」を立ち上げ、北は宮城、南は長崎からカメラ女子が参加する写真ツアーや写真展等を企画。テレビ新広島・ひろしま満点ママ!!の金曜日「パシャリ旅ガール」コメンテーターを担当(2016−17年)。

また、広島の食べものの作り手と食べる人をつなぐ『ひろしま食べる通信』副編集長として県内の農業・漁業の現場を訪れている。世羅町の史跡・今高野山参道にある築170年の元宿坊にて、日本茶カフェ「雪月風花福智院」を開業。地域の食材を生かしたお茶や甘味を提供しながら、インスタグラムやフェイスブックにて毎日情報発信を続けている。

ゲスト 小林克也

マルチタレント・DJ,広島県福山市出身。

1941年(昭和16年)3月27日生まれ慶応大学在学中よりコンサート司会、DJを始め、DJ、俳優、ミュージシャンとして活動。毎週金曜は9時間の生放送(FUNKY FRIDAY)をこなし、ラジオ聴取率もNO.1。名実共に第一人者の責任を果たしている。

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