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今昔の歴史と文化 暮らしが織りなす、国内随一の近世港町「鞆の浦」

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フォトコンテスト結果発表!一般部門

2021.11.21

『鞆の魅力「再発見」フォトコンテスト2021、たくさんの応募をいただき誠にありがとうございました。選ぶのが難しいくらい素敵な写真ばかりでした。一般部門、SNS部門共に受賞作品が決定したので、こちらで発表させていただきます!まずは一般部門から。

最優秀賞

「いってきまーす」

藤井 洋一様

<撮影者様コメント>

早朝、鞆の町(右側)に朝日が少し当たりだす時間帯に、走島汽船(神勢丸)の始発が出航するタイミングを狙いました。当日は秋の訪れを少し感じる快晴の清々しい朝で、心地よい風を浴びながら撮影できました。

審査委員長 講評

朝日を浴びて出港する船のタイミングが絶妙で、タイトルがぴったり合っています。夜明けとともに、静かだった鞆の浦が起き出して活気づく様子まで目に浮かぶような、ストーリーを感じさせられる作品です。

優秀作品

「小さな一歩」

橋野 昌子様

<撮影者様コメント>

毎年6月に行われる沼名前神社の夏越の祓。茅の輪をくぐるためにお母さんに手を引かれ長い階段を一生懸命にあがっていく男の子。祭りや神事などが廃れていっている時代。鞆の子どもたちは幼い頃から祭りや神事に触れる機会が多く、いつまでもそれをつないでいってほしいなと思います。

審査委員長 講評

直線の繰り返しにハッと目が留まりました。重厚な石の階段の中に、明るい色合いの洋服を着たお母さんや男の子が浮かび上がります。抱っこからのぞく小さな足も微笑ましく、こちらまで温かい気持ちになります。

優秀作品

「大切な貴女」

友次 稜生様

<撮影者様コメント>

妻がどんな綺麗な景色をみているのか、想像しながら撮影しました。

審査委員長 講評

若い女性が撮影している様子が、柱の縦のラインとも相まって、額縁に収められた絵のようでもあり、スマートフォンが今どきのようでもあり、面白い瞬間を捉えています。弁天島のお堂が見え、ここが鞆の浦であることがよく表現されています。

優秀作品

「月光の鞆の浦」

村上 博昭様

<撮影者様コメント>

一年最後の日の満月の夜、鞆の浦のスカイラインに行って撮影しました。月の光で輝く鞆港と瀬戸の海、遠くには水島工業の光も見えとても綺麗でした。

審査委員長 講評

神秘的な蒼い光に浮かび上がる鞆の浦。写真上部には工業地帯が見え、手前と奥と、まるで別の世界が同時に存在するかのような不思議な空間を構成しています。月明かりが海面に反射したところに船影が見られるのも、絶好の瞬間を切り取っています。

優秀作品

悠久の時を共に」

山田 秀昭様

<撮影者様コメント>

歴史ある鞆の浦のシンボルの常夜灯と町並みが、いつまでも天の川と同じように永遠に大勢の人に愛されるようにと思い、時間と位置を調べて撮影に行きました。

審査委員長 講評

鞆の浦上空に瞬く天の川。ここに滞在したという坂本龍馬もこの星空を眺めたのでしょうか。シンボルである常夜灯も写り、変わるところと変わらないところ、時間の移ろいまで考えさせられる作品です。

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鞆の景色や文化を後世に残すため寄附金事業を行っております。寄附の方法は下記のリンクからご確認ください。

https://tomo-machikata.jp/donation/