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今昔の歴史と文化 暮らしが織りなす、国内随一の近世港町「鞆の浦」

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第63回 建築士会全国大会「広島大会」/第8回 全国ヘリテージマネージャー⼤会において、鞆町におけるまちづくりの取組紹介がありました

2022.02.10

当プロジェクトでは、町並み保存や文化・伝統の継承を支えるための取組の一つとして、伝統的建造物の修理・修景を適切に行うため「ヘリテージマネージャー」などの人材育成に寄附金を充当します。

<ヘリテージマネージャーとは>

ヘリテージマネージャー(地域歴史文化遺産保全活用推進員)とは、地域に眠る歴史文化遺産を発見し、保存し、活用して、地域づくりに活かす能力を持った人材のことです。

全国各地の建築士会等において、ヘリテージマネージャー育成事業が実施されており、養成講座は、講義と演習により構成され、修了するには60時間の履修が必要とされています。

建築士会のイベントにおける鞆町の事例発表

この度、第63回建築士会全国大会広島大会が開催され、プログラムの一つである第8回全国ヘリテージマネージャー大会において、鞆町の重伝建地区におけるまちづくりの事例発表がありました。

今後のまちづくりのあり方や方向性、建築士とヘリテージマネージャーの果たす役割について議論していく手がかりとすることを目的に開催された、今回のイベント。「歴史的建造物とまちづくり」をテーマに、パネリストから広島県内の重伝建4地区(竹原地区・豊町御手洗・宮島町・鞆町)の町の歴史や特性、町並み保存に向けた取組が紹介され,全国から建築士などがオンラインなどにより参加しました。

詳細については,下記のページから,資料のダウンロードができます。

公益社団法人 日本建築士会連合会

http://www.kenchikushikai.or.jp/data/zenkokutaikai/63th_hiroshima/63th-hiroshima_doc.pdf

※該当のページは105ページ~119ページです

特徴的な町並みや伝統的建造物を後世に引き継ぐために

当プロジェクトでは、引き続き、ヘリテージマネージャーの養成をはじめ、伝統的建造物の修理・修景を適切に行うための人材育成に取り組むとともに、令和4年7月にオープン予定の「鞆町町並み保存拠点施設(鞆てらす)」において、町並み保存に関する相談窓口を設置するなど、伝統的建造物の修理・修景を支援してまいります。