【課題】鞆町の重要伝統的建造物群保存地区内には、江戸時代から昭和戦前までの伝統的建造物が約300棟残っています。 そのうち、江戸・明治期の建物は、約200棟で、これだけ数多く残っている地域は、全国的に見ても珍しいもので、歴史的建造物が並んだノスタルジックな町並みは、鞆を訪れる方を惹きつける大きな魅力の一つとなっています。
しかし、これらの歴史的建造物も、日々老朽化が進行し、住民の安全を脅かしたり、空き家になるなど、適切に維持することが困難になってきています。
あなたも鞆の浦の「町方衆」として、
町並みの保存や、
文化・伝統を継承する取組に
参加してみませんか?
町並みの保存や、
文化・伝統を継承する取組に
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「鞆・一口町方衆」
応援プロジェクトとは?
応援プロジェクトとは?
寄附目標額
600,000,000円
現在の寄附金額
「鞆・一口町方衆」応援プロジェクトは、貴重な町並みや文化・伝統、鞆の歴史を未来に繋ぐため、皆様からの寄附を通じて鞆のまちづくりを応援する、広島県・福山市共同の寄附募集プロジェクトです。
広島県福山市の瀬戸内海中央に位置する港町、鞆の浦。
広島県福山市の瀬戸内海中央に位置する港町、鞆の浦。 鞆の浦は、かつて「潮待ちの港」として江戸時代に栄えた町でした。現在でも、江戸期の港湾施設である「常夜燈」「波止」「雁木」「焚場」「船番所跡」がまとまって残る国内で唯一の港です。
また、1867年(慶応3年)には、坂本龍馬が属していた海援隊が借用していた「いろは丸」が鞆沖で沈没した「いろは丸事件」の際には、救助された坂本龍馬はじめ海援隊士などいろは丸乗組員が鞆の浦に上陸,滞在したことでも知られています。
また、1867年(慶応3年)には、坂本龍馬が属していた海援隊が借用していた「いろは丸」が鞆沖で沈没した「いろは丸事件」の際には、救助された坂本龍馬はじめ海援隊士などいろは丸乗組員が鞆の浦に上陸,滞在したことでも知られています。
そして、鞆のまちには、かつての豪商の屋敷や、江戸期からの地割による小さな町家が連なり、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのようなノスタルジックな町並みが現存しています。そんな魅力的な町並みは、映画やテレビドラマなどの舞台として数々の作品に登場しています。
プロジェクトが立ち上がった背景
世界で景観・文化を守る動きが広がっています
1980年代、この地に港を埋め立て、架橋化によるバイパス道を整備する計画が持ち上がり、鞆の魅力の一つであった歴史的な港湾施設は、消滅の危機に瀕しました。しかし、この計画に対しユネスコの諮問機関であるイコモスは、鞆の浦の国際的な文化遺産としての高い価値への認識と、その保全を訴え、2008年の総会にて計画中止を勧告。全国から、歴史的景観の保護や環境保全を求める多くの署名が集まりました。
その後、2017年には、江戸時代以降の伝統的な建造物が多く残る西町を中心とした約8.6haが国の「重要伝統的建造物群保存地区」に指定され、町並みの保存整備に向けた取組が始まりました。 また,2018年には、「瀬戸の夕凪が包む 国内随一の近世港町~セピア色の港町に日常が溶け込む鞆の浦~」が日本遺産にも認定され、町並みや文化を後世に引き継ぐ取組が進められています。
地域住民主体の取り組みも
鞆地区の住民や、地区外に在住する鞆を愛する方々などがワークショップに参加し、2018年に「鞆まちづくりビジョン」を策定しました。これは、誰もが安心して自分らしく暮らし、活躍できるまちを自らの手で実現していくために、互いに共感し合える将来像を描いたもので、地域が主体となった取組や行政と協働した取組など具体的な進め方や方向性が盛り込まれています。引き続き、広島県と福山市では、鞆に暮らす人々が、鞆の歴史と文化に誇りを持ち続け、安心して生活を送ることができるまちづくりの実現に向け、必要なハード・ソフト対策に取り組んでいます。
寄附金の使い道
①鞆の町並みの保存、歴史的景観の保全
【伝統的建造物の保存修理・修景費用の一部を補助】
伝統的建造物群保存地区内の建造物については、建物の所有者が実施する保存修理費・修景費用の一部は国庫等の補助金を申請することが可能ですが、残りは建物所有者の負担となります。この補助金で賄えない部分に寄附金を充当することで、所有者負担の軽減を図ります。
【防火・防災設備の整備費用の一部を補助】
【課題】鞆町には、建物が密集している、木造の建物が多い、道幅が狭い、などの特徴があり、防火・防災の視点から安全を確保するための対策が必要です。
重伝建地区の建物や住民の安全を守るため、鞆地区防災計画に沿った防火・防災設備の整備を後押しします。
②鞆の文化・伝統の継承
鞆町には、初夏の風物詩「鯛網」や、日本三大火祭りのひとつ「お手火神事」、旧正月の「お弓神事」など、数々の伝統行事が残っています。それらの伝統行事に使われる用具等の中には、劣化が進み、修理が必要なものも。それらを修理・修繕することで、伝統行事の継承を支援します。また、江戸期の商家や町屋などをはじめ、鞆町内の各所に残っている資料・文献等の調査を進め、文化・伝統の継承に役立てます。
③鞆の伝統を継承する人材の育成
伝統的建造物の修理・修景を適切に行うため、ヘリテージマネージャーなどの人材育成を支援します。また、町並み保存団体やボランティアガイドの活動を支援します。
当プロジェクトへのご寄附は、ふるさと納税(又は企業版ふるさと納税)の 対象となり、税制優遇が受けられます。
【個人の方】
・ふるさと納税として自治体に寄附し、確定申告又はワンストップ特例の申請により寄附金控除の手続きを行うことで、「寄附した金額-2千円」が翌年度の住民税等から控除されるため、実質負担が2千円となります。
【法人・企業の方】
・企業版ふるさと納税として自治体に寄附を行った場合、法人関係税からの税額控除により、最大で寄附額の約9割が軽減され、実質的な企業の負担は約1割にまで圧縮されます。
※福山市以外に本社のある企業が対象になります。
※福山市以外に本社のある企業が対象になります。
ご寄附いただいた方へ
お気持ちに感謝し、下記を行っております。(ふるさと納税制度上の返礼品には該当しません)
寄附したことを証明する「鞆 町方衆之証(全員)」「ステンレス製カード(一万円以上の寄附者のみ)」の発行
芳名板へお名前を掲示
「鞆てらす(鞆町町並み保存拠点施設)」に設置しているデジタル芳名板で、寄附をしていただいた方や企業様のお名前を掲示させていただきます。
「鞆てらす(鞆町町並み保存拠点施設)」に設置しているデジタル芳名板で、寄附をしていただいた方や企業様のお名前を掲示させていただきます。
寄附のお申込み方法
当プロジェクトへのご寄附は、次の2通りの方法からお選びいただけます。
・電子申請によるご寄附
・メールフォーム等からの申込書送付によるご寄附
・メールフォーム等からの申込書送付によるご寄附
電子申請によるご寄附
(ふるさと納税ポータルサイトからのお申込み)
※法人・企業の方はご利用いただけません。
(ふるさと納税ポータルサイトからのお申込み)
※法人・企業の方はご利用いただけません。
【お支払い方法】クレジットカード・AmazonPay・メルペイ・Pay Pal・楽天ペイ・d払い・auかんたん決済・ソフトバンクまとめて支払い・ネットバンク払い・ペイジー払い・コンビニ払い・ゆうちょ銀行振込
企業・団体様からのご支援も受け付けております
ご支援いただいた企業・団体様に関しては、寄附金額やご希望に応じて、下記のPRをさせていただきます。
- 寄附募集のイベントの看板やパンフレット等へ企業名等を掲載
- プロジェクトの公式サイトにおいて企業名を掲載
お問い合わせ先
寄附をご希望の方、ご相談をしてみたい方は、まず電話もしくはメールにてお気軽にお問合せください。
広島県 地域政策局 都市圏魅力づくり推進課 都市魅力創造グループ
電話:
082-513-2566(ダイヤルイン)
メール:
chitoshiken@pref.hiroshima.lg.jp